サンクチュアリ
「フリーってステキな言葉だよね」
って前、わたしの憧れのミュージシャンが言った。
かなり昔の話だが、今日まで忘れずにいたのは、
わたしがこの言葉に深く共感したからだろう。
そして自分の中で、以下のような考えを幾度となく巡らせたからだろう。
この場合のフリーはもちろん、「独身、独り身、特定の相手がいないこと」の意。
「えーそれってさみしいじゃーん」と思うことなかれ。
この言葉は、慰めでも冗談でも負け惜しみ(?)でもないのです。
好きな人を好きになっていい自由。
自分のために時間を使っていい自由。
自分のために生きて行っていい自由。
たしかにそれは、孤独と隣り合わせかもしれない。
でも、こんなかけがえのない「自由」を手放してまで一緒にいたいと思う「特定の相手」
などこの世に存在するだろうか。
だからこの自由こそが、孤独と引き換えに手に入れた、わたしのサンクチュアリ。
もっとも実のところ、そんなに孤独って感じてないんですよね。(^^;)
だって家族や友人がいてくれる・・・
大切にしたい人も、されたい人もいる。
しばらく連絡を怠っても、繋がっていてくれる。
必要な時は呼んでくれるし、困って助けを求めた時は、手を延べてくれる。
繋がりが切れることはないって、知っているから。
そんな思いやりに支えられて、わたしの「孤独」は成り立っている。
いわば作りものの孤独、作りものの自由、作りもののサンクチュアリ。
本当の孤独を知らないからこそ、
「フリーってステキなこと」なんて言えてしまうのでしょう。
でも・・・
もう少しだけこのサンクチュアリで、遊んでいたいな。
本当の孤独なんて、知りたくない。
空想の中でなら、ワガママも、いいよね。(^-^)
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